{ 2013.6.26 }

ソフトウェアテストのワークショップ【WACATE】で賞をいただきました!

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    こんばんは。台風も吹き飛ばす晴れ女フクダリナです。

    6月22日~23日にWACATE(Workshop for Accelerating CApable Testing Engineers)という若手エンジニア向けワークショップに行ってまいりました。
    (え?フクダ若手?という突っ込みはいりません。。。)

    参加したワケ


    昨年からソフトウェアテストに関する勉強会やシンポジウムに参加させていただいたのですが、
    その際に知ったワークショップで、全国からソフトウェアテストに関係するエンジニアが集まってワークショップを開くということでとても楽しみにしていました。
    また、平均年齢も近いようなので、より濃い情報交換ができると期待していました。

    30時間のワークショップ


    朝の9時半~翌日の16:30まで、セッションあり、ワークショップあり、座談会、ゲリラセッションありと とても楽しいワークショップでした。

    ワークショップ


     昼間のワークショップでは、各グループに分かれて、与えられたテーマを考えて発表するということをしました。
    主なワークショップは以下の通り

  • 何のためにテストをやるのか、理想のテストとは何か
  • 仕様書からどのようなテストが必要かをディスカッションし、テスト計画を発表する
  • 同地分割・境界値分析について
  • 私たちのチームは、ソフトウェアテストについて深く知見がある@snskと一緒だったので、のびのびとワークすることができたと思います。

    分科会


    夜も通常のワークやセッションはないものの、分科会といって、4つほどのテーマに分かれ、興味のあるテーマについて話合う会がありました。
    私が参加したのは@snskが提唱する”軽量品質”について話し合いました。
    軽量品質については、以前から相談していたこともあり、この1年で形になってきたようです。
    今後注目される品質体系だと思いますので、これからも注目したいと思います。

    分科会終了後も、夜中までテストのことやコミュニティのこと、さまざまな話を多くの人と語らいました。

    クロージングセッション


    最後は招待講演者によるクロージングセッションが90分ありました。
    今回の招待講演者は、JaSST'13 Tokyoの時に何か凄い!と気になっていたIBMの細川氏の欠陥についての話でした。
    「今回は授業形式で行います」という話から始まり、参加者48名全員が欠陥の話に惹きこまれる素晴らしい講演でした。(そのあとのTwitterでの反響もすごいです!)
    「ソフトウェアテストってこんなものなのかな」と朧気に思っていた矢先に、根本からひっくり返すような衝撃がありました。

    BFP賞とは


    WACATEでは、参加登録の際に参加表明として「ポジションペーパー」というものを提出するのですが、最終的に3つの賞を決めます。
    3つの賞が一貫して「今後期待できそう、勢いを感じる」というテーマで決定します。

  • 実行委員が決めるMost Accelerationg Paper賞
  • 招待講演者が決めるBiased Favorite Paper賞
  • 参加者の投票で決めるBest Position Paper賞
  • 最優秀賞のBPP賞になると、次回WACATEに無料ご招待できるとあって、みんな真剣にポジぺ読んでいました。
    (私も早朝の海で読んでいましたw)

    そして、僭越ながら 私が
    Biased Favorite Paper賞
    をいただきました!!

    受賞の理由として、
     ”現状における自分の問題提起ができていたこと、将来の目標があったこと、写真を用いることで自分の趣味、ポジション(母)であることを一目で示していたこと”
    を挙げていただきました。

    招待講演者様の期待に応えるべく、今後も精進していきたいなぁと思います。
    もしまた参加する機会に恵まれた場合は、BPP賞狙っていきたいと思います!

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