{ 2013.2.3 }

JaSST ’13 Tokyoに行ってきました。

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    こんにちは。フクダです。

    今年も私の投稿は行ってきましたシリーズが続きます。
    2013年1月30~31日に行われたJaSST '13 Tokyoに聴講参加させていただきました。

    場所は目黒にある雅叙園です。
    雅叙園

    ここで二日間、のべ1700人(昨年のJaSST'13 Tokyo延べ人数より)のソフトウェアテストに関係する人たちがくるわけです。胸熱。

    参加したワケ


    前回、JaSST '12 Kyushuに参加して、色々と勉強になりました。
    何より、テストエンジニアとして、私よりも十歩も百歩も先を歩いているような方々に出会えたことがとても感動しました。
    JaSST '13 TokyoはJaSSTの金字塔とも言えるようなシンポジウムで、参加者はKyushuの数十倍規模になるとのこと。
    セッション数も多く、来るなら仲間を紹介するよ、と言ってくださる方もいたので参加させていただきました。

    外部非公開のものも多くあったこともあり(チュートリアルだけですかね。。。)
    全体的に聞いた所感を中心に書こうと思います。

    テスティングの過去から現在まで


    各講演のなかで、いくつか、過去からのソフトウェアテスティングについてのお話を聞きました。
    今ではテストは重要視されている。というような説明がありましたが、まだまだ場所によりけりじゃないかな?と思いました。
    テストにコストをかけていられないものであれば、十分なテスト要件、仕様を洗い出すこともないかな?と思っていますし、リリース後のバグ分析などはサービスだったり、十分なメンテ費用をいただかない限り行っていないかと思います。
     組み込み系とWEB系でこの辺の考え方はかなり違ってくるのではないかなと思いました。

    テストエンジニアのこれからについて


    Wモデルのお話だったり、探索的テストのお話だったり、自分が無意識に似たようなことをやっていたり、全く手をつけていないことのお話を聞くことができました。
    テスト要求、仕様、計画については 案件の大小ですぐに取り入れることはできませんが、自分のスタイルにあったものを今後も探していきたいと思いました。
    特に探索的テストについては、自分がどのくらいできているかを測ったことがないので、詳しく勉強したい項目です。

    JaSSTを取り巻く人たちについて


    JaSST東京の参加は初めてでしたので、規模の大きさにはびっくりしました。その中で面白いな。と思ったこと。
    ハッシュタグ付きでツイートしている人のほとんどがJaSST実行委員や登壇者などの関係者であること。西先生にいたっては、檀上でTweetしていらっしゃる。(多分)
    みなさんフランクで面白い方々だったのにも関わらず、聴講者の声が聞こえてきませんでした。周りをみても、パソコンはおろか、携帯を触っているような人も見かけず。。ノートに書き込みしている人も思ったより少ない印象でした。スーツ姿の人が多かったのも印象的でした。
    もっとSNSなどのツールを使って楽しめばいいのに。って思いました。
    Twitterに関しては、あとでフィードバック資料を作成するのにtogetterがあるのとないのとで全然違ってくるので、私もできるだけツイートしようと思っています。

    情報交換会について


    JaSST Tokyoは一日目の夜に情報交換会があるという、私にとってありがたい形式で、フル参加しました。(JaSST Kyushuは日帰り参加だっただめ、途中で帰らなければならなかった。。。)
    その中で、今福岡で勉強しているソフトウェアテストド
    リルの著者である秋山浩一さんにご挨拶&サインを戴いたり、過去の勉強会のゲストにいらしてくれた方々にご挨拶できました。
    秋山さんはイメージよりもふんわりしていて可愛らしい感じでした。
    登壇された方々も参加されていましたので、セッション中に聞けなかったことを質問できるいいチャンスだと思います。
    クイズがあったりなどして、本をいただきましたよ。

    二次会について


    情報交換会終了後に、二次会にも参加しました。
    多くはJaSSTやWACATEなどの関係者で、JaSSTの中では若者の人達が参加していました。
    参加者は40人弱、ここでも規模の大きさにビックリしました。
    最初に挙手形式で各々のクラスタ紹介をしたのですが、九州クラスタもWEBクラスタも私1人だけでした。。。。
    はっ!!!そういえば実行委員の人にお土産として持って行った「にわかせんぺい博多っ子とPHPerに大うけだと思ってたのに、そもそも博多っ子もPHPerもいなかったのではなかろうか。。。

    二時間くらいのテストの話を肴に呑むという、なんとも凄い光景でした。
    各々が毎回参加されている方も多く、とても熱かったですし、色々な意見があって面白かったです。
    飛び交う単語の意味がわからなくて、勉強不足だということも再認識しました。
    以前お話したことのある方から私のテストスタイルや、うっすら思っている今後の展開に興味を持っていただいていたこともあり、これから面白いことが起こるかもしれません。

    今後の課題


    ・テスティングや品質管理における単語の理解。単語は勉強すれば身に付くはずなので、勉強します。
    ・LT中に飛び入りOKとの話がありましたが、資料準備が出来ていなかったので、いつその時が来てもいいように自己紹介レベルの資料を作る
    ・基調講演(全編英語)で、質問された方は、最低でも自己紹介までは当然のように英語でしていました。
    また、文献だったり、探したいものが日本の文献では限りがあるので、英語力をつけないといけないと思いました。

    おわりに


    二日間中身の詰まったシンポジウムに参加できてよかったです。1日目の夜くらいから頭の整理ができず、このブログとフィードバック資料の書き始めでかなり自信喪失していましたが、地道に勉強して、自分のスタイルを確立できるといいな。と思います。
    参加させていただいた会社と、現地で紹介していただいた方々、ご挨拶させていただいた方々 皆様に感謝します。

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