{ 2010.12.13 }

Titanium Mobile 社内勉強会の裏側 ~Ustream配信で使った機器

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    Advent Calendarの途中ですが、ここでブレイクを。

    すみません、山本です。
    個人的に、年内15エントリーを目標に掲げておるものですから、割り込み失礼します。

    技術ネタが多いなか、今日はコラム的なものを。

    皆さん、Ustreamはご存知かと思いますが、見るのではなく配信をされたことはあるでしょうか。
    カメラとマイクとネット環境さえあれば、年中いつでもどこでも全世界に映像を配信できるサービスですが、実際に配信された方は少ないかと思います。
    そもそも配信するコンテンツがないから、というケースが多いかもしれませんが、いざ配信しようとしたときに、何を用意すればいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。

    そこで今回は、11/25にZENPRE上でTitaniumMobile勉強会を配信した際に使用した機器などをご紹介します。

    カメラ


    Logicool QVP-30SV
    (発売当初のオンラインストア価格は2,480円)

    Logicool製の、お手頃価格なカメラですね。
    2007年発売というのもありまして、動画の画素数は30万画素と低めです。
    これを使って撮った映像が以下です。

    多少の粗さが目立ちますね。
    それでも、人の表情は認識できるレベルです。

    ちなみに、不測の事態に備えて、この模様はMacBookProのカメラでも撮っていました。
    その映像が以下です。

    MBPに搭載されているiSight130万画素で、Logicoolのカメラよりも多いですが、あまり変わりないですね。

    マイク

    このコンテンツを配信するにあたって重要なのは、映像よりも音声でした。
    資料はZENPREのスライド上に表示されるので見える必要はないのですが、音声に関しては発表者が何を言っているのかはっきりと認識できるレベルが必要でした。

    単一指向性か無指向性か

    まず、無指向性を試しました。
    これは会議によく使われるタイプで、より大勢の音声が拾えるよう設計されたマイクですね。
    これでテストしたところ、やはり発表者の声が小さくなってしまいました。
    そのコンテンツが発表者重視なのか、会場の雰囲気重視なのかで選択肢は変わると思いますが、今回は発表者メインですので、単一指向性にしました。


    audio-technica AT9904
    メーカー価格4,410円

    テレビでよく見かけるピンマイクですね。
    発表者の音声がちゃんと拾えてます。

    ちなみにMacBookProで撮った方も、音声の聞き取り度は高いですね。

    まとめ

    何か書いていて、「MacBookProさえあればUstreamを簡単に配信できる」というタイトルに変更しようかと思うくらい、
    MBPは便利ですね。
    でも、持っていない方でも、1万円以内で機材を揃えることができますし、今ならHD対応のウェブカメラも安価で購入できます。
    もっと探せば、同程度の機材であれば5,000円以内に収まると思います。

    今日もどこかで勉強会やセミナーが行われていることでしょうが、
    多くの人に見てもらうため、認知度向上のためにも、オンラインで配信される機会が増えればと思います。
    いち地方都市で開催されるような東京に比べたら集客数は減る勉強会でも、オンライン配信すれば擬似的な参加者は格段に上がるはずですから。
    また、逆に東京でしか行われない勉強会も、物理的に行けない人のために積極的にオンライン配信が行われればと思います。
    配信すること自体は、特別難しいことではないですから。

    で、画面が粗いので資料の識字ができないって時に、ZENPREを使っていただけたらと思います。

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